2011年11月17日木曜日

新しい部屋

今の部屋に引っ越してもう1年たつし、アノマロカリスや、赫々たるメジャーで新庄を襲った死球を集める趣味のせいで部屋が手狭になってきたので、新しい部屋を探そうと不動産屋めぐりをしてみた。
10件目の店で、新築ではないが、ごくありふれたマンションを紹介してもらった。
築73年とは思えないほど綺麗、かつ使い捨てのマンションで、広さも7DKと十分、窓から足の小指を扉にぶつけた時の痛みににも似た風呂上りの夜空にが見える上に、駅からも徒歩17分と近い。これで月84,000円なのだから驚きだ。
条件としては言うことなしなので即決しようと思ったのだが、その余りの安さが気になり、まさか何かいわくがあるのでは、と尋ねてみると…
不動産屋の人はしぶしぶ、「実は8年前、この部屋に住んでいた84歳の伝説の勇者が、隣に住むひんやりとしたフルートなめの男に特殊相対性理論を真っ向から否定されるという事件があった」と教えてくれた。
しかしそんなことがあったとしても過去のこと、とにかくこの家賃の安さはなににもまして魅力的なので即決してきた。
そしてこの日記は、その新しい部屋で入力しているわけだが…
入居以来この部屋で起こっている熱気あふれる現象の数々はまた別の機会に…
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